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Column

写真やカメラについて感じたことを綴っています。


■野鳥の救出 2019.1.5

 

少し前のことになるが、大事なことなので書き留めておく。昨年のゴールデンウィークのこと、いつもの様にカメラを担いで被写体探しにフィールドを徘徊していた。田植え前の水田の片隅に白い大きな鳥を見つけた。ちょっと様子がおかしいので近寄ってみると、怪我をして飛ぶことが出来ずうずくまっていた。めったに至近距離で見ることはないが、かなり大きな鳥で、ダイサギらしい。片方の羽根を折って羽ばたくことができないが、至って元気な様子、ちょっと安心した。その分、鋭い口ばしで攻撃されそうで、近づくことが難しい。

どうしたものかと思案していたら、やはり同様にこの鳥を心配した近所の方が、既に市役所に連絡を取ったとのこと。しかし、市役所は連休中で、警備の方が連絡を受けてくれたが、担当の方が休みで対応ができないとのこと。3日間の休みに入って、対応可能なのは休み明け、この怪我をした鳥は無事生き延びられるだろうか、悶々とした日々を過ごすこととなった。

休み明けの平日、当方は連休真只中なので、怪我をしたダイサギに会いに行った。なんと、元気に生きていたではないか、野生の生命力はすごい。ちょうど近くに水田の排水路があり、その流れの中に身を潜めて外敵の攻撃を避け、かつ水中生物を餌として体力を維持できていたようだ。さらに、市役所の担当の方が駆けつけて下さり、捕獲作戦の開始となった。慣れたもので、少しの格闘の末に無事捕獲され、治療のために提携の動物病院に搬送された。(写真は、左:排水路に潜むダイサギ、右:捕獲されてゲージに入ったダイサギ)

  

このような状況に遭遇した際の対応は、市町村の窓口に連絡すること、下手に素人が手を出さないこと。野鳥の雛を拾った場合なども同様の対応となる。正しい対応を心がけたい。

■環境の変化 2016.7.26

 

ツマグロヒョウモンという蝶がいる。最近は関東でも普通に見られるが、以前(といっても10年か20年前のこと)は日本でも南方にしか生息していなかった。それが地球温暖化によって生息地を北に広げてきたということらしい。ナガサキアゲハは黒いアゲハチョウでこの仲間の中では珍しく尻尾がない種類だが、この蝶も名前のごとく南方系の蝶で、ツマグロヒョウモン同様に以前は関東にはいなかったらしい。赤い花が好きな蝶で、秋になると彼岸花に群がるので見つけやすい。

環境といえばホタル同様そのバロメータになっているというミドリシジミ。ハンノキ林で6月の後半に夕方飛翔する姿を昨年みつけて、近所も捨てたものではないと思っていた。それが河川工事にて林の一部が切り倒されてしまい、どうかなと思っていたら案の定、今年はミドリシジミを観察することができなかった。何とも残念な次第だ。

地球環境変化なんてちょっと大げさなことだと思っていたら、こんな身近なところに変化が現れていて驚いている。彼らの生息について定点観測すると色々分かりそうで、身近な環境に目を向けていきたいと思う。

 

■恐るべきミラーレス 2015.12.6

 

オリンパスのミラーレス機との付き合いは、旅行用に購入したE-PL1からだ。最近は、E-M5を経由してE-M1がメイン機種になっている。

気に入っているのは、JPEGの色味、それと強力な手ブレ補正、最近はこの機能によって夜間の撮影を除いては三脚の出番がなくなってしまった。

11月にE-1のファームウェアがバージョンアップされた。驚くことに、電子シャッターが全速で対応となり、無音・無振動撮影が可能になった。しかも、今までのメカシャッタ−の秒間10コマを超える11コマの連写に向上している。注意しないと、無音なので連写中に何枚撮れているかが分からず、画像の山を築くことになる。

焦点を自動でずらす深度ブラケットなるものも対応になったが、こちらは対応レンズが限定されており、残念ながら当方は手持ちがないので未だ試せていない。蝶などのマクロ撮影ではピントの合う範囲が狭く、目と翅の両方をクリアに写すのに苦労しているので、重宝する機能と思う。

ミラーレスはEVFファインダーの見え方に不満が有ったが、最近は大型で高画素のものが出てきて、OVFに対して遜色ない。EVFは撮影画像をそのまま見るため、露出やピントの状態を確認しながら撮影できるので、失敗が飛躍的に減少した。

ミラーレスの急激な進歩に驚き、更なる可能性が楽しみだ。

 

PENTAX 2013.5.4

 

少し前になるが写真展”あいの風吹く”を拝見した。
作品にはもちろん感動したのだが、フォトグラファーズラボラトリで焼いたという銀塩プリントの仕上がりの良さに驚いた。作者に聞くと、全てデジタルカメラとのこと。リバーサルフィルムで撮影した作品を随分見てきたが、それと見分けることが出来なかった。特別に後処理をすることなく、コントラストと濃淡の調整のみとのこと。
使っているカメラはPENTAXとのこと、他のメーカーのデジタルカメラではこの結果は出ないと思う。過去に種々トライしたが、C社のものは全くNGだった、O社は結構良好だがここまでの結果は無理かも知れない。
それではという訳でK-7(画処理は最新型と同じはず)でチャレンジしてみた。
感想は、使えそう、である。JPEGの画処理が素晴らしく、特にカスタムイメージが細かに設定(下記)できるのが良い。これでリバーサルフィルムで撮影した風景写真と同じ結果が出せる様な気がする。

これがカスタムイメージの設定画面、彩度、濃淡、色調、コントラスト、シャープネスが変更できる。普通濃度は露出補正で設定するが、濃淡がデフォルトで設定できるのがすごい。リバーサルフィルムモードは何故かシャープネスの変更のみ、それよりは風景モードで各種設定をした方が好みの結果に近付けることが出来そう。

 

■拳心(土門拳 著)より 2012.1.6

 

何かと考えさせられる巨匠の言葉です。

「色と形を出すだけが、写真を撮ることではない。眼で確かめ、心に刻んで初めて、”撮った”といえる。」

「惹かれるものに惹かれるままジーと眺める。余計なことを考えずにただ胸にジーと応えるまで相手をじっと見る。見れば見るほど具体的にその惹かれるものが見えてくる。よく見るということは対象の細部まで見入り、大事なモノを逃がさず克明に捉えるということなのである。
そして見えて来たモノだけを対象に苦しみ、戦う。レンズという光学系を通してきたモノだけをフィルムに映し出しただけでは、カメラはわれわれに複写の世界しか与えてくれない。
大事なモノは見れば見るほど魂に吸い付き、不必要なものは注意力から離れる。ぼくはこれぞという所にカメラを向け、フレームの真ん中にそれを据え、ピントをギリギリまでよく合わせ、”エイッ”とばかりに気合を込めてシャッターを切る。」

 

■ドカンと来た記憶(東日本大震災) 2011.3.20

 

自然の驚異と人間の無力さを知らされた出来事、記憶を薄れさせてはいけないと思います。

ひたちなか市の被災i状況

 

■木原和人写真集 「光と風の季節」 2006.8.26

 

この写真集は私の写真撮影のバイブルのひとつにしているものです。この写真集の作品は全て35mmカメラで撮影されており、どのようなレンズが使われているかを調べてみました。特にマクロとレフが多用されており、独特の木原ワールドを醸し出しています。彼と同じレンズを使ったとしても彼と同じ写真が撮れるとは限りませんが、レンズ無しでは同様な被写体に挑戦するのは難しいでしょうから、彼のような写真が撮りたいならば同様なレンズを所有することから始める必要があるでしょう。このレンズシステム、ネイチャー指向の方は必見です。(1985年発行、日本カメラ社)

単焦点:21/2, 24/1.4, 28/2.8, 50/1.4, 80/1.8, 100/2.8, 200/2.8
ズーム:35-70/2.8-3.5, 80-200/3.5
マクロ:50/3.5, 80/4, 100/4, 135/4.5, 200/4
レフ:400/5.6, 500/8

 

F-1用視度補正レンズ 2004.10.16

 

F-1のアクセサリーは既に在庫がなく手に入れるには中古を探すしかありません。一番困るのが視度補正レンズではないかと思います。私はちょっと工夫をして他社品を取りつけて間に合わせています。見てくれも然程悪くはないので、実用上満足できるレベルではないかと思っています。



まずはこのミノルタ製の視度調整アタッチメントを手に入れます。カメラ屋さに在庫していると思いますので、現物で視度を確認してから購入するのがいいでしょう。



これが実際にF−1用のガラスなしのアイピースリングに左記のアタッチメントを取りつけた状態です。ガラスなしのアイピースリングはキャノンの銀座サービスセンターから郵送で取り寄せました。まだ在庫がある様です。値段は700円だったと思います。



アイピースリングごと取外した状態です。ミノルタのアタッチメントはもともとパチンとはめ込むタイプですが、レンズの四角い枠が円の内側に入るように、角をヤスリで削りました。少しきつめに仕上げるのがコツです。



裏側(ネジ側)から見た状態です。フランジの四隅がネジ径よりはみ出してしまうので、ニッパでカットしてあります。ネジ込みに支障がない程度にすれば良く、取り付け後は外側からは見えません。

 

■代替電池 2004.7.22

 

F-1の電池はH-D型水銀電池ですが、すでに入手不可能です。代替として、ドイツ製のアルカリ電池Varta V625u(電圧1.5V)や、関東カメラ製のMR-9アダプター+酸化銀電池SR43(電圧1.55V->1.35V変換)が使われています。そこで、両者どちらがいいかの確認テストをしてみました。ちなみに使用した電池はほぼ新品状態です。

実験方法:ミノルタスポットメーターの測定値に対して、EV13ASA40F81/125秒−蛍光灯の傘)の条件下でASA感度にてメータ指示を合わせ込む。次にEV5ASA40F2.81/4秒−室内壁面)の場所を測定して精度を確認する。

実験結果:各機種と電池の組み合わせ、EV5条件下での測定値、( )内は誤差
F-1nVarta  EV4(−1
F-1nSR43   EV7(+2
FTb-NVarta EV4.5(−0.5
FTb-NSR43  EV6.5+1.5
newF-12CR1/3N EV5+/-0) ---参考

電池によって、機種によって、EV値に対する感度が異なっているのが分かります。個体差により結果が異なると思いますので、一概にこれを鵜のみのするのは危険ですが、安いvartaもそこそこ使えるのではと感じました。Varta100円強で買えるのに対してMR-9アダプターは2500円以上します。チャンスがあれば後でもう少しデータを取ってみようと思います。それにしてもnewF-1は精度が安定していて実に頼り甲斐があります。(という訳で、現在旧F-1は手元にありません。)

 

■フォーマット考 2004.1.25

 

・どうしてカメラフォーマットの縦横比はあんなに色々あるんだろう、フォーマットの異なるサイズのカメラを併用しているとそう思ってしまいます。最近気になっているのは、印画紙の縦横比とのマッチングで、縦横比が異なるとフィルム/印画紙どちらのサイズに合わせても無駄が出てしまうということです。

印画紙のサイズとフィルム縦横比をグラフにしてみると、殆どの印画紙の縦横サイズは4x5フォーマットに合わせて作られているのが分かります。印画紙の大きさを無駄なく使うには4x5やその縦横比に近い67フォーマットを使うのが有利です。一部例外的にワイド4ツ切と全倍のみは35mmフォーマットの縦横比に合っています。ただし、ワイド4ツ切と全倍の間が抜けていますので補間するサイズが有ってもいいように思います。

35mmフィルムは縦横比が大きく、パノラマ的な要素を持っているのでインパンクトの有る写真が撮れますし、4x5や67がおとなしい写真になってしまう理由もこの縦横比に有るようです。645は35mmと4x5の中間で中途半端な感じがします。しかし、普段よく目にして馴染みのあるA系列、B系列の用紙の縦横比は約1.4、パソコンのモニターは約1.3ですから、645のフォーマットはこれらに近いわけです。どの比率が美しいかは一概に言えませんが、見馴れたサイズは違和感がなく受け入れ易いとも考えられます。

それにしても、印画紙の縦横比は合理的とは言えません。AとかB系列の印画紙があれば、大きなサイズを購入しておき、一廻り、または二廻り小さなサイズは、半分、またその半分にカットすれば良いわけです。自分で焼きつけをされた方はその便利さが良く分かると思います。印画紙のサイズはこのまま変わらないのでしょうか。

 

■デジカメ考 2003.5.25

 

・デジカメ(中古で購入したオリンパスUltraZoomC-700200万画素)を使い出してまだ2ヶ月程度ですが、我が家のスナップ写真はすっかりデジカメ+インクジェットプリンタでのL判印刷になってしまいました。撮影時はひたすら多くのカットを、そして印刷時にはその中から厳選してということを行っていますので、コストは銀塩写真よりも安く上がっていると思います。128Mのメモリーを入れておくと280枚程度撮れるようで、フィルムでは考えられなかったようにバシャバシャ乱写しております。インクジェットプリンタは昨年1万円台で購入したエプソンのPM-840Cですが、上位機種と比較しても遜色のない立派な写真画質で満足しています。

さて、最近デジタル一眼が普及してまいりましたが、銀塩にとって変われるものでしょうか、興味があるところです。600万画素あれば35mm一眼と同等の画質が得られるとか言われておりますので、その実力を少し考察してみました。
まず最初に気になるのがフィルム解像度です。フィルムの種類によって異なりますが100/mm程度です。
参考: 通常ポジ 50-70/mm
     ベルビア 80/mm(低コントラスト被写体)
     ベルビア 160/mm(高コントラスト被写体)
35mm判は24x36mmですので、画素数に換算すると860万画素相当となります。こう計算すると600万画素のデジカメが銀塩と同等の画質が得られるということが判ります。

次に気になるのがCCDの解像度ですが、画素数とCCDサイズによって計算できます。
   600万画素のAPSサイズ13.518mm---225/mm
   200万画素の1/2.756.mm(通常はこの70%を使用で3.54.7mm)---340/mm
フィルムよりも解像度は高いなんて意外でした。このためレンズもそれなりの解像度が必要になりそうです。レンズの理想解像度(収差がない状態)は約500本/mm(可視光域にて開放F値が2.8の場合)とのことですが、実際は収差によりこの1/2-1/3になっていると思われますので200本/mm程度でしょうか(メーカーから公表されていないので確かな値は?です)。銀塩ではレンズの性能が如何なく発揮されているのですが、デジカメでは不十分のようです。CCDサイズが大きければそれは緩和される方向ですので銀塩一眼のCCDサイズはフルサイズ(24x36mm)に向かって改良されていくものと思われます。

ちなみにどの程度の大きさに印刷が可能かということですが、カメラメーカーのHP等によりますとプリントサイズと画素数の目安は次のようになっています。
  L判・ハガキサイズ: 120万画素クラス 1280×960
  2L判・キャビネサイズ: 200万画素クラス 1600×1200
  A4サイズ: 300万画素クラス 2048×1536
  A3サイズ: 400万画素クラス 2464×1648
  全紙: 600万画素クラス 3072×2048
  大型ポスターサイズ: 1000万画素クラス 4064×2704

小生としては一眼デジカメの進歩を横目で睨めつつ、当面は銀塩を使い続けていこうと思っています。将来、一眼デジカメの使用感をコラムのネタに出来ることを夢見て。

 

■写真とHP

 

・皆さんは自分の写真をどのように発表していますか。コンテストに応募する方もおられるでしょう、公募展に応募したり、あるいは資金に余裕があれば個展を開いたりする方もおられるでしょうね。私のメインの発表の場はこのHPです。ですから、良い作品が出来たらなるべく早くアップして皆さんに見ていただける様に心掛けています。
ここでちょっとした悩みがあります。実はHPの発表以外にも時々公募展に応募するのをささやかな楽しみとしています。コンテストや公募展に応募された方はご存知と思いますが、殆どのコンテストには応募規定がありまして、その中の条件に”未発表”の作品という記載があります。ただ、この未発表の解釈が統一されていないのが悩みのタネです。親切にその定義を明記しているところは良いのですが、ただ単に未発表とだけ記載されているのは困りものです。

そこで、有名な写真雑誌のコンテストの応募規定を調べてみました。
−アサヒカメラ月例
応募作品は未発表の最近作で、他コンテストに応募していない自作品に限ります。市販目的のない出版物、クラブ展、個人的なホームページに発表されたものはかまいません。撮影会などで同じ被写体をみんなで撮り、複数の方が応募くださる場合には、それぞれ絵柄を変えるなどの工夫をお勧めします。
−風景写真月例
「風景写真」フォトコンテストは未発表作品を対象としたコンテストです。応募は、応募該当号発売日まで未発表、または発表予定のない作品(類似作品を含む)に限ります。
※発表作の概念は、@頒布、販売目的の印刷物に掲載された作品。A他のコンテストで入賞した作品。B常設の写真ギャラリー(メーカー系のギャラリーなど)、美術館等で展示した作品とします。

これを見る限りは、個人のHPへの発表は”既発表”には該当しないように解釈されます。他にも沢山のコンテストが開催されていますが、同じような解釈がされているようです。まずは安心してこのHPへの”発表”を続けられそうです。

 

■モノクロ

 

・赤外写真は楽しく、一度経験するとハマリます。興味がある方は是非お試しください。

まずフィルムですがコニカから赤外用のフィルムが出ています(他のメーカ製もあります)。何でも季節限定で春に生産すると聞いたことがありますが、取り寄せればいつでも手に入るようです。24枚撮りで通常のモノクロネガフィルムと同じぐらいの値段だったと記憶しています。
カメラですが、AFでは赤外は撮影できません。何故なら、赤外光は可視光とは波長が違い、ピントがずれるからです。もちろんファインダ−で見たピントもつかえません。マニュアルでファインダーでピントを合わせ、赤外指標(レンズ鏡胴にあるはずですが、AFズームではないものも)位置までピントリングを回して補正します。(賢いAF機では自動で対応しているものもあるようです)
赤外効果を出すには赤色フィルターが必要です。露出はマニュアルで、晴天時F5.61/60秒、自動露出は出来ません。赤以外のフィルターでも可能ですが、橙色では赤外効果が弱まります。晴天以外ではやはり赤外効果が弱まります。
現像は通常のモノクロ同様に出来ます。お店に頼んでも通常の現像代程度でしょう。プリントも通常のモノクロ同様です。
被写体ですが、夏の青空は真っ黒に落ち、新緑が白くなり、とても幻想的です。通常のカラーからのモノクロ変換と異なるので、意外性があり結構楽しめます。

 

■現像プリント

 

・展示会用にポジからダイレクトプリントを焼きますが、自分の意図した通りに仕上げてもらうのは難しいものです。
トリミングの指定は簡単ですが、色調とか濃度の指定って言葉で伝えようとすると、ちょっと濃い目とか少し赤くとかですごく曖昧になってしまいます。最近ちょっと考えたのは、インクジェットプリンタで色見本を作ることです。編集ソフトで画像を修正すればかなり印画紙焼きに近い色が出せると思うので、それを見本につけて現像所で焼いていただくということです。でも受け入れてもらえる現像所ってどうもないみたいです。やはりインクジェットプリンタの色と印画紙の色は違うのでしょうね、あくまで参考としかならないのが現状のようです。
だからいつも”ポジのままの調子で”なんていってしまうのです。自分で焼けない歯がゆさですね...(モノクロなら気がすむまで徹夜してまで焼くのにネ)

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