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地震被災状況 |
茨城県ひたちなか市 |
2011.3.14から3.20までの現地の様子を掲載してます. |
2011.3.11午後2時50分頃三陸沖M8.8震源による地震で茨城でも大きな揺れが発生し,室内に物品が散乱した |
道路に多数の亀裂や隆起・陥没が発生し,橋と道路の接続部の陥没等で多数の箇所で通行止めが発生している.(上2枚) |
塀の倒壊,屋根瓦が落下している.特に大谷石の塀が特に地震に弱い,土瓦の落下が目立つ |
勝田駅が立ち入り禁止になっている.天井のボードが階段に落下している.水戸駅も損傷が激しく,立ち入り禁止になっている. |
勝田駅手前に下りフレッシュひたち(勝田14:54着)が緊急停車したまま放置されている.ここは那珂川の鉄橋部分で,乗客は線路を歩いて避難したという.手前の家の屋根瓦の破損がひどい. |
勝田駅と那珂川の間の常磐線の線路.地盤が沈下し,線路が上下左右にうねっている.奥には緊急停車したフレッシュひたちが見える.この部分に突入していたら脱線して大きな被害が出たかもしれない. |
みなと線の金駅上〜中根駅の間.線路が陥没,大きくうねっている.(上2枚) |
那珂湊さかな市場.津波の影響で瓦礫の山が作られている. |
那珂湊さかな市場周辺の住宅地.津波により床上浸水し,片付けられた瓦礫が道路わきに積まれている |
地震後1週間断水が続く,市内中学校にて給水車にて水が配給される.初日は4時間待ちの大行列が出来,もらえた水は1リットル.数日が過ぎても2リットルの制限が続いた. |
町内の口コミで,地下水をポンプで汲み上げるお家から水を分けてもらえることが分かった.電気が復旧するまでは市役所から発電機の貸し出しがあり,井戸水の汲み上げが行われた.トイレ用の水,または煮沸して飲み水に使う. |
市内には湧き水が多く,水を求めて行列が出来た.20リットルのポリタンクの水は20Kg,年寄りや女性にはきつい仕事である |
物流が停滞したため,スーパ−やコンビニが通常営業できない.このセブンイレブンでは午前3時間,午後2時間の営業だった.食料品の入手,水や電池の入手が困難になった. |
製油所の被災,道路の損害により,ガソリンの流通が滞り,ガソリンスタンドには給油待ちの車が1kmの列を作っている.もちろん灯油も入手できず,停電と合わせて暖房のない寒い日々を送ることになった |
DIYからは日用必需品が消えた(こういう品物が停電・断水の非常時には役に立つ) |
停電の際は100Vを使う電話機が使えない.携帯も充電切れで使えなくなる.電池式の携帯充電器が重宝する |
水も店頭から消えて入手が困難になっている.入荷しても数量制限で多くは買えない.日ごろの備蓄が必要だが,断水が1週間にもなるとそれとて直ぐ底をつく.県外から送ってもらおうとしても,宅配がストップしており,それも叶わない |
停電時の情報入手は電池式のラジオが便利.でも電池切れでは直ぐには使えず,日ごろからの備えが必要 |